<重要>当院における新型コロナウイルスへの対応

按摩(あんま)術へのこだわり

施術で特に心がけていること

1  側臥位(横向き)でのあん摩を重視

横向きの方にあん摩をしている写真

夜寝るのは、仰向けか横向き姿勢ですね。
うつ伏せ、という方は、ほとんどいないはずです。
マッサージというとうつ伏せ、仰向けスタイルが主流ですが、当院では特に側臥位(横向き)での施術法を、たくさん練習しています。
うつ伏せだと、胸当てを入れても胸苦しい、顔に跡がつく、などの欠点があります。
横向きはその欠点が解消できますが、体制が不安定で揺れやすい、力が入れにくいなど、施術する側にとっては難関の多い施術姿位です。
でも側臥位は、身体の前面(胸やお腹)と後面(背中や腰)に加えて、側面(側胸部や側腹部、股関節周辺)などの様子を同時に観察しながら、多方面から施術することができます。
症状によって、ほぐれやすいポジション、居心地の良い姿勢があります。
枕の高さにしても、人それぞれです。
当院では横向きと仰向け姿勢での施術を増やし、ふだん寝ている時のようなリラックスした状態であん摩(按摩 あんま)やはり(鍼)を受けていただけるよう心がけています。
側臥位なら、妊娠中の方もゆったり受けていただけます。

うつ伏せが落ち着く、という方には、しっかりした胸当てをご用意しています。

2  施術はなるべく広範囲に

腰痛の時は腰を中心に、大腿、下腿、腹部、背部
頭痛の場合は、頭部と顔、頸部、肩、肩甲骨の間、背部、上腕、前腕、鎖骨下部など、関連する部分の緊張を緩和し、総合的に症状を軽減させていきます。
広範囲の施術は、症状の緩和だけでなく、揉み返しの予防にもなります。

3  なるべくお好みに合わせる

あん摩、指圧、はり、灸と、当院でも施術方法は複数あります。
「はりは怖いからイヤ」
「あん摩よりも指圧が良い」
など、皆さんの思いは様々です。
特に施術慣れしている方は、
「首は指圧でそれ以外はあん摩で、上腕はやらないで欲しい」
など、ご自分の身体に合ったレシピをお持ちのこともございます。
できるだけご要望を取り入れ、より良い方法があれば提案させていただきます。

 

当院では、あん摩(按摩・あんま)術をベースにして、指圧とマッサージの優れた部分を取り入れた施術を行っています。
じっくり全身を揉みほぐします。

按摩の源は古代インドにあるそうです。中国に広まり、主に都市部で盛んに行われていました。
その技術は1000年以上前に日本へ伝わり、按摩術として根付き、小柄で繊細な日本人の身体、性格、環境風土にあうように、改良と発展を続けてきました。

手技療法にはカイロプラクティックや整体、オステオパシー、中国式、タイ式などたくさんの種類があります。でも按摩がもっとも日本人にあった手技療法だと、私は思っています。
都市部で生まれた療法ですので、都会人にはうってつけです。

あん摩と言われても何のことか分からない、という意見から、店名は指圧ハウスにしています。
せめて町田市や相模原市だけでも、あん摩、という言葉がもっと広まってほしいと願っています。

 

漫画「うえるかむのマッサージ効果」もご覧ください。漫画「うえるかむのマッサージ効果」の一コマイラスト